無責任編集後記

「ほっぺ」責任編集長・中川ひろたか氏が、まるっきり無責任にお送りする編集後記。
とはいうものの、いい話も多いので毎号必見です。


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第9回(9号に掲載)
「『ほっぺ』デビュー」
「はじめのほっぺ」で『はっぱがいちまい』という詩を寄せてくれたのは、新沢としひこさん。ぼくとは、長いこと子どもの歌を作っている人。『世界中のこどもたちが』『ともだちになるために』の詩は、彼。
『ゆめどろぼう』という楽しいお話を書いてくれたのは、平田明子さん。人気スーパーデュオ・ケロポンズのポンちゃん。二人とも、今号が『ほっぺ』デビューです。『ラムチャプッチャ』の増田裕子さんと共に、20年近く、子どもたちの歌やステージをいっしょに作ってきた仲間です。
その人たちが、絵本やお話を作り始めています。子どもを楽しませることの天才たちです。子どもたちが大喜びする面白い作品、どんどこ、がんがん、作ってほしいですね。  p
イラスト
ケロポンズのポンちゃんこと
平田明子さん。

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第10回(10号に掲載)
「デンマークで考えた。」
遅い夏休みで、また、北欧に行って来ました。デンマークにも寄りました。
デンマークは、アンデルセンの生まれた国。オーデンセという彼が生まれ育った町は、町全体が、アンデルセンをたたえている感じで、すばらしい。リスペクトですね。
隣のスウェーデンでは「ピッピ」のリンドグレーンが、そのまた隣のフィンランドでは「ムーミン」のトーベ・ヤンソンが生まれましたが、そのどこもが、きちんと、この偉大な作家たちをリスペクトしている。
アメリカの野球見ていても思うけど、ちゃんとかつての名選手を、たたえているものね。あなたがたがいて、今のわたしたちがいるってこと。みんな片時も忘れてないって感じなのよね。その点、日本は、どうかなぁ。 p
イラスト
デンマークでよく見かけた家。
黄色の壁。茶色の屋根。白い窓枠。

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第11回(11号に掲載)
「ほっぺ アズ ア ドッグ」
いつのまにか、年も改まり、今年は、イヌ年。
いろんなイヌの年賀状をいただきましたが、
ぼくも、かわいいヤツ、一匹飼っております。
フレンチブルドッグのオス。
名前は、ブブヒコ。
お店のショーウィンドウに立ち上がって「ぼく、ぼく!」と言ってたので、
即決めで、うちにやって来た。
全身、真っ黒で、鼻ぺちゃ。散歩してると、
子どもに「黒ブタ?」って、よく言われる。
耳が立っているのも特徴。
「めずらしいイヌですね」っておばさんに言われたので
「いえ、これ、うさぎなんですよ」と言ったら「ウサギ犬?」だって。
んなわけないじゃないね。
ということで、今年も「ほっぺ」を、よろしく。
犬のように、いい作品、いっぱい生み出しましょう。 p
イラスト
ブブヒコ昼寝の図。

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第12回(12号に掲載)
「責任編集 中川ひろたかより皆様へ」
責任編集という役をおおせつかって、出した『ほっぺ』は、12冊。 12といえば、一巡りですね。
この『ほっぺ』を立ち上げる際に、ぼくは学研さんに優秀なフリーの編集者4人に参加してもらうって条件を出した。
『ほっぺ』が、いい作品揃いなのは実は、この人たちのおかげなのです。その人たちを参加させたことがぼくの唯一の自慢、かな。
『ほっぺ』もみなさんの支持を得てなんだか、軌道にも乗ってきているようだし、ま、つまり、ぼくがいる必要も、もうないかなと
この号をもって責任編集の役を退くことにしました。
これからぼくは、鎌倉に作った絵本のお店「SONG BOOK Cafe」のウェイトレスになります。会いに来てね。
これからも『ほっぺ』をよろしく
 

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